ブルックナー音盤日記

録音データは https://www.abruckner.com/discography1/ にお世話になってます

交響曲第4番変ホ長調 ヘルベルト・ケーゲル指揮ライプツィヒ放送交響楽団

SSS0115 ヘルベルト・ケーゲル指揮 ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」

1878/80 Version (1880 with Bruckner's 1886 revisions) - Ed. Leopold Nowak [1953]

Herbert Kegel, Rundfunk-Sinfonieorchester Leipzig. 21/9/71

69:00 - 19:01 17:40 10:41 21:14

ODE Classics CD ODCL SPECIAL EDITION I - ODCL1015(リンク先と同演奏別商品)

 

それぞれバラで売られていたCDの中身だけを同じカタログNo.のまま箱に詰めて発売したセットの1枚(上のジャケ写のCDとは違う)。

2001年9月のレシートが箱に入っていた。

ブルックナーの3番から9番まで7枚のCDが入っているはずが9番が無くて代わりに8番がダブっていたので後日交換してもらいに行ったのだが、売り場のお兄さんに「もう売り切れて交換する品物が無いので返金ならできますが」と言われて、そのまま持ち帰ったのだ。

 

放送用のライブ録音。

それなりの音だが、先月聴いた8番のスタジオ録音と比べるとこっちの方が古いのによっぽどいい。

 

第1楽章、バフバフうるさくて好きになれない。

 

打って変わって第2楽章はいい。

弦楽器を中心に抑えた音で、夜の森をひっそり歩む葬列という感じ。

襤褸をまとった黒い列がぼそぼそと進みながら、ときおり白熱し輝きを発する。

 

残り2楽章もパワフルでよい。

終楽章第2主題の後半をいかにも田舎の踊りっぽく演奏しているのがおもしろい。